彼(彼女)との新しい生活の場へとお引越し。
なかには費用の節約の為に、友人や身内の協力のもと、引っ越しをするカップルもいれば、プロの技術力で全面的に任せられる安心感から、引っ越し業者に依頼するカップルもいらっしゃいます。
ここでは、業者に依頼した場合の心得をご紹介します。
トラブルを防ぎ、無事引っ越しを済ませる為にも、参考にしてみましょう。
見積もりと請求金額の確認
引越しを業者に依頼する場合には、事前にある程度の見積書を発行してもらうと思います。
ただ実際に作業を行なってみると、追加の荷物が発生するなどし、終了時には、見積予算をオーバーする事も考えられます。
しかし業者が請求した金額をそのままお渡しするのではく、見積もり金額と大幅に請求金額が異なる場合には、特に詳しい内訳を確認する必要があります。
忙しい中での計算作業となりますので、業者とて完璧とはいえません。
万が一納得できるような請求金額ではない場合には、詳しい説明を求めるようにしてください。
引越後の請求金額に関するトラブルを避けるためには、事前の相談の段階でどのような場合に、追加料金が発生するのかなど、具体的な内容を取り決める必要があります。
中には、最高限度額を設定し、その金額をオーバーしそうな場合に限り、依頼者に相談した上で、サービスを利用するといった取り決めをしているケースもあるようです。
荷物の破損・紛失の確認
同棲生活を始める新居に荷物をすべて運び終わったら、それで無事終了ではありません。
その後運んだ荷物をしらばく放置する方もいますが、できるだけ早く荷物を解き、中身を確認するようにしましょう。
場合によっては、食器類や家具などが破損している可能性も否定できません。
さらに荷物が足りないなどの紛失の危険性もありますので、記憶が新しいうちに、運び込まれた荷物の整理をしながら確認作業を行う事がベストなのです。
破損や紛失がないかをしっかりと確認した上で、業者にも確認するようにしましょう。
逆に別の方の荷物が紛れ込んでいるというケースも稀に発生しているようです。
テレビやパソコンなどの機器類も同様に、引越後作動の確認をし、明らかに破損している場合には、賠償の問題もあると考えられます。
時間が経過してしまったあとでは、適切な対処を受ける事ができない事もありますので、補償期間内に処理するようにしましょう。
労いの気持ちで対応
無事作業が終了したら、引越しを手伝ってくれた業者の方に冷たい飲み物を提供しましょう。
お金を支払っているのだから引越し作業をやってもらって当然という気持ちはタブーです。
現金を渡す必要は無いと思いますが、スタッフ全員が汗水流し、引越しの作業を行ったのですから、1本110円の缶コーヒーなどをサービスするくらいの気持ちは必要ですよ。
またいつこのスタッフにお会いし、作業を依頼する日が来るかなんてわかりませんよね。
同棲生活から今度は、新婚生活としての新居へ引っ越す事もあるかもしれません。
感謝の気持ちを伝えるためにも冷たい飲み物と、少しばかりの茶菓子を事前に準備し、お礼を一言いうようにしましょう。
まとめ:業者に依頼した場合の心得
トラブルを未然に防ぎ、気持ちよく作業を終える為の心得は
- 見積もりや、事前の相談の段階で、詳しく取り決めをしておく
- 荷物の破損・紛失の確認は補償期間内に済ませる
- スタッフへの労いの気持ちを持って対応
以上の3つです。
二人のこれからの生活を満喫する為にも、引っ越しという難関を無事乗り越えましょう。