同棲生活を無鉄砲にスタートさせたカップルが借金をかかえるきっかけとなるのは急な出費です。
その一つに車検があります。
車種や年式などによっても車検費用は様々ですが、期限までにまとまったお金が必要になる為、これを機にキャッシングを申し込む方が意外と多いのです。
車検をきっかけに借金?
車検とは2年に1回必ず受ける必要があります。
車を日頃から愛用している方はそれを事前に心得ているはず。
しかし、同棲生活をスタートさせることで頭が一杯で車検日が近づいてもまったく予算が足りず頼る先は消費者金融になるのです。
安定した収入があって過去に金融事故歴さえなければ、さほど問題なくカードを作ることが出来ます。
キャッシング枠は10万から50万、100万と色々とありますが、目的はただ一つ車検代です。
でも、そのちょっとしたきっかけが同棲生活を借金地獄に引き込んでしまうのですから注意をしましょう。
例えば、車検代に必要な10万前後の費用のみをキャッシングするだけで当初の目的は果たせます。
ただ、ここで気持を抑えることができないのが手軽に現金を引き出せるカードの魔の魅力です。
車検代が目的だったはずなのに欲しい物が見つかるたびについついカードに頼ってしまったり、財布に持ち合わせがなくなるとついついカードからキャッシングをするなどあたかも自分の「お金」であるかのように使ってしまうのです。
これは、紛れもなく「借金」であることを忘れてはいけません。
車検をきっかけにカードを作る際の注意点
以上のように当初の目的が一切分からなくなるほど、カードを持つということに不思議な力があるのです。
その結果カード借金地獄に陥る人は少なくありません。
同棲中に作ってしまったカードローンによるトラブルに巻き込まれない為にも次のことに注意をして下さい。
クレジットカードを作る場合、最も注意したいのは誰の名義にするのかです。
例えば、彼の所有の車の車検代にあてるのですから当然、彼の名義でカードを作るのが理想的です。
ただ、その車を同棲後、彼女も頻繁に利用するのであれば折半、もしくは一部車検代を出すなどの話し合いが必要です。
クレジットカードの名義になると借金返済の義務が生じますので、安易に彼女が名義を貸すような事は絶対にしてはいけません。
同じように連帯保証人に名前を連ねてしまうと、彼に返済遅延や返済能力がなくなってしまうと、連帯保証人に返済義務が生じますので借金トラブルに巻き込まれたくない場合は一切の名義貸しは禁物です。
カードローン地獄に陥らない為の注意点
本来の目的が果たせたら、その後カードの使用を止めこれ以上借金を増やさないよう徹底的な管理が必要です。
消費者金融から借金をすると毎月決まった額をコツコツ返済しても完済するまでにかなりの時間が必要です。
10万円借金し仮に毎月3,000円から5,000円の返済とします。
利息が高い為、完済までに約3年から5年以上かかることもありますし途中再び借金をしたり限度額一杯まで借りてしまうと、一括返済以外完済を目指すことは難しくなるでしょう。
どのような目的であるにせよ一度カードに頼ってしまうと、二度三度と次から次へと利用するキッカケが出来てしまいます。
そうなると確実に同棲生活は借金まみれの生活に陥ってしまいますので、二度とカードを使って借り入れができないよう厳重な管理が必要です。
どうしても車検以外の目的でカードを使ってしまいそうなら、ご両親にカード本体を預けるなども借金を増やさない為の一つの方法です。
