同棲を始めるためには、二人が共に生活する場所を確保したり、それぞれの必要な荷物を運んだりと色々と準備が必要です。
部屋を借りるためには、不動産に相談しなければいけませんし、引越しを依頼するためにも事前に相談しなければなりません。
その為には、ある程度の資金が必要となりますので、今後同棲をはじめるにあたってどのような費用が必要なのかを考えてみましょう
意外とかかる引っ越し費用
現在それぞれが一人暮らしをしている場合や実家で生活している場合、その他にもすでに一人暮らしをしている所に転がり込むという状況もあるでしょう。
カップルによって、引越しにかかる費用は様々ですが、どのくらいの費用がかかるのかざっと計算しましょう。
引越し業者に依頼する場合には、荷物の量や引越しにかかる距離、曜日や時間帯によって料金が異なります。
事前に見積をだしてくれますので、予算が立てやすいでしょう。
賃貸物件では契約の初期費用に注意しよう
すでに独身生活をしているスペースにもう一方が加わって同棲を開始する場合は、賃貸にかかる資金は必要ありませんが、その場合は、契約の変更をしてもらうように管理人もしくは不動産に相談するようにしましょう。
新居を賃貸する場合には、それなりに費用がかかります。
物件や地域によっても料金は異なりますが、一般的に前家賃の1ヶ月分、敷金と礼金がそれぞれの2ヶ月分、仲介手数料として1ヶ月分、火災保険や共益費、駐車料等など初期費用として家賃の6ヶ月分プラス保険料がかかります。
その金額を折半にするのか、それとも各項目によって負担を分けるのかじっくりと話しあいましょう。
忘れがち!引っ越し先に行くための交通費
引越しの荷物を運んでいる運搬車に同乗することはできませんので、レンタカーもしくは、タクシーなどの利用が必要となるでしょう。
引越し先と元の場所を何度も往復することが予想されますので、ご家族の車やレンタカーの利用が大変便利です。
レンタカーの場合は、1日5000円以上利用料金が発生すると思われますので、当時の交通手段や料金なども予め準備しておきましょう。
不要品の処分にもお金がかかる
引越しの際には、なにかと不用品が発生します。
特に家電製品については、同棲を機に新しいものを購入するケースがありますので、処分の対象となるでしょう。
すでに故障しているものについては、リサイクル業者に回収を依頼しましょう。
ちなみにブラウン管のテレビや洗濯機、エアコンなどは、5000円以上で処分してくれると思われますが、各地域によって金額が異なります。
その他まだ使える中古品に関しては、買取センター等を利用し、少しでも現金に換金してもらう工夫も必要です。
各市町村のごみ収集に依頼する場合には、市町村役場で定められている方法を守るようにしましょう。