好きな人が一人暮らしをしている場合、その部屋に行き来しているうちになんとなく半同棲の状態になっているという経験ありませんか?
別に生活拠点はあるものの、いつの間にか荷物が増え、その場所から仕事場に出勤している事が徐々に増えているというカップルは、意外と多いはずです。
しかしこの状況って、物件を契約している不動産や大家さんってどう捉えているのか、知っていますか?
場合によっては、退去命令がくだされる危険性もありますので、管理会社の考える半同棲について、理解を深めていきましょう。
半同棲がいけない理由とは?
意外と知られていないのが、半同棲は契約違反だということ。
半同棲という関係そのものが悪いのではありません。
賃貸契約をした場合、一人暮らしを条件に部屋を借りたはずなのに、いざ生活をはじめてみると全く違う人がいるなんて状況は、どう考えてもいけないですよね。
物件を貸す側は、一人という条件で物件を提供し、さらに、契約した人そのものが住むという条件で賃貸契約をしていますので、当然違反になります。
場合によっては、退去もしくは、罰金等のペネルティーを受ける可能性もありますので、大家さんや管理人さんに内緒で半同棲をしてはいけないという事を、まずは理解しましょう。
大家さんにバレたらどうなる?
契約違反だと分かっているのに、週に2.3回程度だから大丈夫だろうと言う安易な気持ちで半同棲をしているカップル。
万が一大家さんにバレてしまったらどうなると思いますか?
これは大家さんや管理会社の状況にもよりますが、そのまま半同棲をしても良いと許可される場合があります。
その時には、契約のやり直しや、二人分の賃貸契約に則った敷金や賃料をとられる事が予想されます。
ただ、厳しい大家さんの場合には、即退去という命令が下される可能性も否定できません。
いずれにせよ、大家さんや管理人さんにバレる前に、何かしらの相談を行う事が賢明です。
安心して半同棲をおくるには?
もしも半同棲状態になる予定がある場合には、その旨を大家さんに相談してみるといいでしょう。
違反と分かっているのに、約束を破る場合と、事前に相談される場合とでは、大家さんの気持ちにも大きな違いがあるはずです。
週に2,3日程度の半同棲の場合には、特に契約の変更もなく、ある程度の条件を提示するのみでそのまま生活することができるかもしれません。
場合によっては契約変更によって、料金が上乗せされる事もあるはずですが、安心して生活するためには、キチンとした手続きを取る事がいいと思います。
まとめ:賃貸物件での半同棲で知っておくべきこと
契約した人以外が住むのは契約違反です。
万が一、発覚した場合は以下の可能性があります。
- 即退去の命令が下される
- 罰金等のペナルティーを科せられる
そのまま半同棲が認められたとしても、
- 契約のやり直し
- 二人分の敷金や賃料を上乗せ
などが、予想されます。
安心して生活する為にも、前もってキチンとした手続きを取っておく方が賢明でしょう。
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