結婚前の同棲を反対する親御さんは非常に多いと思いますが、親として同棲を反対する態度というのは当然のことです。
特に明確な目的もなく、ただ相手の事が好きという感情だけで行動する子どもの将来が不安で仕方ないのでしょう。
本来であれば、結婚適齢期を迎えた子どもには、結婚という正式な形をもって人生を歩んで欲しいと願うのが当然なのです。
それにもかかわらず、同棲という形を取る子どもの事に多くの親は悩みを抱えています。
そこで子どもの同棲を親の立場から見るとどのような問題点があるのかを考えてみましょう。
なぜ親が同棲を反対しているのかを親の立場になって理解できるようにしましょう。
親が反対する時はきちんと理由がある
ある御両親は、20代後半の娘さんの同棲について、悩みを抱えていると言います。
社会人としてスタートしたばかりの娘は交際1年未満という彼との同棲を望み、親がいくら反対しても頑としていうことを聞いてくれないという場合があります。
この場合、なぜ御両親が反対しているのかというのを理解しなければ今度訪れる同棲の問題をクリアする事は難しいでしょう。
親が心配している理由は、娘が何もかも中途半端な立場にあるという事です。
社会人になったばかりという人生における未熟さと、交際1年未満という状況では、同棲生活を上手に進める事は難しいでしょう。
経済的にも安定していないばかりか、交際1年未満では相手の事をすべて知っているとは言い切れません。
さらに社会人になりたての方というのは、初めて経験する社会の厳しさに耐え切れず、職を離れることもあるでしょう。
仕事を失ってしまったら、当然収入が途絶えてしまいますので、家賃を支払ったりと安定した生活を確保することは難しいでしょう。
その他にもまったく異なった環境で育った二人が生活するという事を軽く考えているのかもしれませんね。
万が一、娘が職を失い、彼と性格の不一致から喧嘩が絶えなくなった場合に生じる問題は、親にふりかかる危険性もあるのです。
そのような事を懸念して親は反対をしているということを忘れないようにしましょう。
娘の長引く同棲は心配?同棲と結婚同棲生活が長引いている娘の同棲問題
結婚前提の同棲としてはじめたはいいが、一向に結婚という話が浮上しない娘の将来を心配して同棲解消を求める親も少なくありません。
同棲している二人の関係が悪いわけではありませんが、なかなか結婚というゴールに進む気配が見受けられない状況では、御両親はこの先安心することはないでしょう。
なぜなら、同棲生活が長くなればなるほど、結婚というタイミングを失ってしまうのです。
最悪の場合長く続いた同棲生活に終止符が打たれ、この先ずっと一人で生きていくほかない状況に追い込まれる危険性もあります。
同棲生活が長引き、二人の関係が破局した場合、男性は、そこからでも新しいパートナーを見つける事ができるでしょう。
しかし女性は、結婚という適齢期を大幅に超えると、自分に自身を持てなくなり、新しいパートナーを見つける意欲を失ってしまうのです。
さらに以前に同棲していたという経緯が相手に知られてしまうと、男性の中には、それを理由に交際を断る人もいると言われています。
女性にとって長引く同棲は大変危険ですから、親としては、同棲後速やかに結婚して欲しいと願うのが普通の心理なのです。
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