同棲をすると結婚が遠のくと意見されていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
別々で生活をしている事で発生する二人の距離をグッと縮める事ができるとして、愛し合っている二人にとって同棲は多くのメリットがあるように思われます。
しかし同棲を初めると、これまでの関係とは一変し現実的な問題が浮上。
さらに二人の間に生じていたトキメキなど緊張感が薄れ、それをキッカケに別れてしまうという話もよく耳にしますよね。
同棲をすると結婚が遠ざかる、結婚のタイミングを見失ってしまうという意見の真実はいかなるものか、検証してみましたので参考までに読み進めてみましょう。
年齢別調査:同棲に賛成?反対?
以前と比べると同棲という言葉はもはや珍しものではなく、つきあったカップルのほとんどが同棲をしたいと一度は考えるようです。
例えば若い年齢になるほど、同棲をすることに賛成しており、いずれ結婚という道を選択しなくともとりあえず同棲してみるといった気軽さで二人の生活をスタートさせているようです。
ただ年齢を重ねる毎に同棲に対する考え方が慎重になり、30代では過半数が同棲に賛成、40代ともなると賛成派よりも反対派の方が若干上回る結果になっていると言われています。
しかしながら大幅に反対者数が多いというわけではなく、年齢を重ねる毎に同棲という意味そのものと、その先にある結婚という選択肢を考えざるを得ない状況のようです。
同棲の実態:諸外国との違いとは
若い年齢になるほど、同棲に対する賛成意見が多いことは分かりますが、実際に同棲を経験している方を調べてみると日本は、諸外国に比べるとかなり低くなっているのが分かります。
年々増加していると言われている同棲ですが、男女とも全体の3%程度にとどまっているのです。
これは、フランスやオランダの30%、スウェーデンなどの40%に比べても分かる通りかなり低い数字になっています。(国連「世界の女性」より)
同棲に対する憧れや賛成意見は非常に多いものの、実際に同棲となると日本人は比較的慎重になり、なかなか行動に移せないというのが理解できます。
もしかすると同棲すると結婚できないといった意見が、日本人の行動を抑制しているのかもしれませんね。
同棲が与える良い影響とは
では実際に同棲をしている方では、その後二人の関係がどうなっているのかというものを考えてみると、同棲カップルの約7割以上が結婚に至っていると言われています。
その場合同棲をした理由については、二人の時間をもっとたくさん作りたかった、離れている時間がもったいなど、特に結婚という将来を考えた上での同棲では無いことが明らかになっています。
さらに、同棲後結婚に結びついた二人については、同棲をしたことで結婚に対する強い思いが芽生えた、結婚後の生活に自信が持てたと実感していることが分かっています。
同棲をすることで多くのメリットがあることが、この事実から理解できるのではないでしょうか。
まとめ:同棲の実態
同棲について世間の人の捉え方
『同棲をすると結婚が遠ざかる』『結婚のタイミングを見失ってしまう』
といった意見はなぜでてくるのか?
- 年齢を重ねる毎に同棲に対する考え方が慎重になる
- 諸外国に比べると日本人はかなり慎重でなかなか行動に移せない
同棲すると結婚できないといった意見は、ますます日本人の行動を抑制しているのかもしれませんね
実際は同棲カップルの約7割以上が結婚に至っている
同棲カップルが結婚をした理由については
- 同棲をしたことで結婚に対する強い思いが芽生えた
- 同棲生活をおくり、結婚後の生活に自信が持てたと実感したから
といった意見がありました。
以上の事から、同棲をすると必ずしも結婚が遠ざかるとは言い切れないといったことがわかってくると思います。
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