現在、一人暮らしをしている部屋に、もう一方が転がり込み、そのまま同棲を始めるケースも稀ではありません。
しかしこの状況は、賃貸契約の違反にあたり、現在住んでいる人へ退去命令がだされる可能性があるので良い方法とは言えませんよね。
大好きな相手と正々堂々と同棲をするためには、きちんとした方法で、部屋を見つけるようにしたいものです。
ここでは、同棲の為の物件契約で役立つ3つのポイントを紹介しています。
ネットで物件を探す場合の注意点
最近では、不動産会社のホームページから簡単に、希望する部屋の間取りを確認したり、下見の予約や仮予約などを行うシステムが無料で利用できます。
賃貸物件検索サイトと言われるサイトが非常に多く、あらゆる物件の見積りを一括で取り寄せる事も出来る大変便利な状況にあります。
しかし、インターネットで部屋を確認し、そのまま同棲する場所を契約してしまうのは、あまりにも危険です。
ある程度の条件を絞り込むのには、便利な方法かもしれませんが、出来る限り直接部屋を見に行くようにしましょう。
一度契約した物件を解約するには、色々と面倒な手続きも無駄な労力も必要となります。
不動産屋に良いイメージを持たせる
不動産を利用するのが一般的ですが、物件を紹介する担当者は、信頼できる方に部屋を利用して貰いたいというのが普通ですから、物件を紹介して欲しいと訪ねてきた方全てに対し、警戒心を持つでしょう。
本当に家賃が払える方なのか、部屋を綺麗に使用してくれるのか、この二人はどんな関係性なのかと色々と確認されると思います。
残念ながら同棲というと、あまり良いイメージがないため、業者によっては、契約をお断りしているところもあるようです。
以前に比べるとやや柔軟な対応ではありますが、事前に確認しておくようにしましょう。
できるだけ相手に良い印象を持ってもらうために、身なりをきちんとし、信頼される二人を演出しましょう。
さらに将来的に結婚の予定がある、意思があるという事を嘘でも伝えるのがポイントです。
本当に結婚の予定がないにしろ、不動産としては、真剣に交際しているのかを確認するためですから、実際に結婚したかどうかというのを調査することはありません。
契約をスムーズに進める為の工夫
以前に比べると同棲カップルに対するイメージもゆるやかになってはいますが、いまだ不動産の中には、同棲カップルへ物件を貸す事を嫌がるケースもあります。
なぜなら、二人の関係が悪くなり、一方が部屋を出てしまうと残された人だけで家賃を支払う能力があるのか不安だからです。
実際に同棲カップルの中には家賃滞納トラブルが多いという実態があるようです。
不動産の警戒心を取り除く方法としては、それぞれに保証人を立てる、もしくは、半年もしくは1年先の家賃を前払いする方法もあります。
その他にも万が一、片方が部屋を出てしまった場合でも、単独で家賃を支払うだけの能力があることを証明できる収入証明証を提出するのもお勧めです。
まとめ:同棲できる物件契約の為に
二人が暮らす家をスムーズに契約する為に、
- ネットで物件探しの場合は、契約する前に直接部屋の確認を行うのがポイント
- 不動産で物件探しの場合は、嘘でも結婚の意志を伝える事がポイント
- 家賃支払い能力を証明することが、契約をスムーズに進めるポイント
以上の3つのポイントを参考にしてみて下さい。
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