彼(彼女)のことはとても好き将来結婚だって考えている。
しかし、愛する彼女(彼)に多額の借金がある、なんてことは珍しくない話です。
ただ、結婚となると本人だけの問題ではなく互いのご両親その他大勢の人を巻き込んでしまいます。
そのため、どちらか一方に同棲中借金が発覚したなんてことがあれば必ず結婚を反対するものが出てくるでしょう。
借金返済という高い壁を乗り越えることができればその分二人の絆も深まるはずですが、そうなる為にはどのような対策が必要なのか考えてみましょう。
ついつい浪費するパートナーを管理する
依存とまではいかなくても同棲中のパートナーの行動には、あきらかな「浪費」があると判断した場合はこの状況を避けるため、日常的に使用するお金を徹底的に管理しましょう。
同棲中は互いの財布の管理がしづらいこともあるでしょう。
ただ、いずれ結婚を考えてるのであれば今のうちに財布をまとめ、こづかい制を取り入れるのも借金を作らないコツです。
ついつい買っちゃう、ついついパチンコに夢中になっちゃうなどの「ついつい」といった軽度の浪費が続けば、いずれ取り返しのつかない「浪費癖」となりますのでこれを予防するために、財布には最低限必要な金額だけを入れるようにしましょう。
例えば「お昼代」「交通費」「おやつ代」などを考えると一般社会人であれば、3,000円から5,000円あれば十分です。
その他、浪費のある同棲中のパートナーには絶対にクレジットカードなどを作らさない、持たさないようにすることが借金をしないコツです。
カードローンをすでに抱えているパートナーの管理
同棲中に発覚したカードローン等の借金については、まず現在どのくらいの借金があるのかを明確にしましょう。
さらに借金の種類や使途、月々の返済額、完済予定日を詳しく把握してください。
次にカードローンに使用しているカード各種は一箇所で保管するようにしましょう。
借金をした本人が今後一切使用できないよう、鍵のかかったケースに管理するのも同棲中にこれ以上借金を重ねない対策の一つです。
そして面倒かもしれませんが、借金をしていない彼(彼女)が毎月返済の手続きを代理で行なうようにしましょう。
なぜなら借金を一度してしまった人はすぐに次の借金をするものです。
繰り返し借金をさせないためにも今後一切カードを渡さず、一から十まで徹底した管理をかってでましょう。
計画的な返済を行なう為にも、同棲中の彼(彼女)のお給料日に返済日を移動させ給料を受取ったその日に返済金額を受取り、すみやかに返済するようにしてください。
ギャンブル依存による借金については治療を行なう
同棲中のパートナーの借金が、ギャンブルによるものであると発覚した場合はすみやかにカウンセリングを受けるよう説得しましょう。
本来ならばギャンブル依存症のパートナーとは即刻同棲を解消すべきです。
なぜなら、そう簡単に改善できるような借金問題ではないからです。
万が一同棲期間中に借金がすべて完済できたとしても結婚後新たな借金をギャンブルによって生み出す危険性もあります。
ただ、それでも簡単に別れる事はできない結婚をしたいと強く願うのであれば、今のうちにきちんとした専門機関で治療を受けるようにしましょう。
ギャンブル依存症は立派な病気です。
それによる借金問題はとても深刻かつパートナーに多大な迷惑をかけることは明らかです。
すべての事を覚悟した上で同棲中のパートナーの借金問題と治療に向き合わなければなりません。
一人で解決できない場合は、ご家族、専門家等にすぐに相談してください。
