今まで暮らしてきた実家をでて、これから恋人との同棲をしようと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、安易な気持ちだけで行動に移すのは避けましょう。
色々なものが揃っている実家を出て、あえて彼女や彼と同棲をすることに意味があるのか、その先に何が得られるのかをよく考えてみる事をおススメします。
現在実家で生活をしているそれぞれの男女が、同棲をするという場合を一緒に考えていきましょう。
1・実家を出るという状況
いずれ人は、ご両親の元を離れ、一人で生活をしなければなりません。
必ずしもそうとはいいませんが、自立をし一人の足で歩いて行くためには必要なことです。
生活の面においても、経済的な面から考えても、ご両親のもとで生活をすることは非常に楽なことです。
欲しいものがすべて揃っていたり、何も言わなくてもやって欲しい事を全て理解してくれる親の存在というものは、本当にありがたいですよね。
そんな安定した生活が約束されている実家を出て、自立するという状況がどのようなものなのか想像してみたことはあるでしょうか。
家族とも、夫婦とも違う男女が何もない状況から同棲生活をスタートさせ、ゴールの見えない毎日をおくるという状況を想像してみましょう。
2・お金や時間を費やす意味
結婚という明確なプランも目標もなく同棲を始めた場合、まず部屋探しからはじめなければなりません。
不動産に紹介してもらった部屋には、当然カーテンもベットもなければ、ガスも水道もとおっていないでしょう
さらに実家に当たり前のようにあった、食器や食事、洗濯機や冷蔵庫、こたつに鏡、トイレットペーパーに卵などなど、あらゆるものをすべて準備する必要があります。
部屋を借りるためには、敷金礼金、家賃や光熱費、その他家具や家電など、一通りのものを準備しなければなりません。
これらの費用を準備することはできますか?
結婚の約束がある二人ならば、ある程度の将来設計が明確になっていますので、これらの準備にお金をかけても問題はないとおもいます。
しかし結婚という約束がないにもかからわず、これだけの準備に時間とお金をかける意味があるのでしょうか。
さらに同棲から結婚に至らず、二人が別々の道を選択し、破局を迎えた場合には長く続けてきた同棲生活という時間と、それに費やしたたくさんのお金の意味が本当にあるのでしょうか。
最悪のケースを招いた時にも、これらの費用が無駄ではなかったと感じる覚悟があって同棲を始めようとしているのでしょうか。
3・実家と同棲生活の違い
どうにか同棲生活がスタートできるような環境を整え、早速夢のような同棲生活がスタートできると思っても、そこで待っているのは実家で生活していたような状況とは程遠いと思います。
実家で生活をしている時には、言葉にしなくても相手のことを理解できたり、喧嘩をしても家族という目に見えないものに守られているからこそ、長く一緒の生活を続けていける力が存在しています。
しかし同棲生活には、なにかに守られているという安心感はありません。
初めて生活を共にする男女には、生活や性格、癖や趣味、価値観などの不一致から徐々にズレが生じ、次第に険悪な雰囲気になるでしょう。
同棲生活には社会的にも法律的にも守る術がありませんので、一度こじれた関係は修復することは難しいのです。
まとめ:実家を出て同棲するという事
実家をでて同棲する前に考えておきたい3つの事をおさらいしておきましょう。
1.安定した生活が約束されている実家を出て、自立するという状況がどのようなものなのか想像してみる
2.結婚という約束がないにもかからわらず、一通りの準備に時間と費用がかかる事に覚悟はできているのか考える
3.社会的にも法律的にも守る術がない同棲は、実家で生活していたような状況とは程遠いと認識しておく
実家をでて同棲を始めるといった事の厳しさを知り、覚悟を持って行動に移しましょう。
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